こんにちは!
ポカラ整骨院です
突然ですが、足のつけねはどこから始まっているでしょうか?
ここで言う足は、ふとももからすね、足の指先までを意味して言います。
一般的に足のつけ根といえば股関節でしょうか。
間違いではありませんが、“歩く”という動作を考えるとき、
外見だけで判断してしまうと、バランスの取れたきれいな歩き方になりません。
意識を少し変えるだけで、バランスの取れたきれいな歩行ができるようになりますよ!
今日はそんな歩行に関する意識のお話です。
筋肉の働きから足のつけ根を考える
股関節はふとももと骨盤をつなぐ関節です。
人体を外側から見ると確かに足のつけ根は股関節だと一目で分かります。
そこでもう少し深いところ、歩くときの筋肉の働きにも目を向けてみましょう。
歩行で足を動かすとき、股関節の周りの筋肉はもちろん、たくさんの筋肉が協力して足を動かしています。
その中でも姿勢のバランスを取りながら、股関節を動かしている筋肉があります。大腰筋です。
大腰筋とは
大腰筋という筋肉は、あまり聞き慣れないかもしれません。
筋肉には始まりと終わりがあります。大腰筋の始まりは背骨です。
背骨のことを椎骨といいますが、その第12腰椎と呼ばれる骨の側面と第1~5腰椎からはじまります。
終わりはどこかというと大腿骨小転子と呼ばれる太ももの骨とその骨幹についています。
この大腰筋は歩くときに太ももを持ち上げる働きをします。
もう一つ、大腰筋とセットで重要な働きをする筋肉に腸骨筋があります。
こちらは骨盤から始まって大腰筋と同じ部分に停止しています。
この二つの筋肉を合わせて腸腰筋と言います
この腸腰筋は歩行だけでなく姿勢にも影響を及ぼします。
例えば骨盤の前後に傾くゆがみはこの腸腰筋が関与していることがほとんどです。
足のつけ根はみぞおち
大腰筋の始まる胸椎12番は、ちょうどみぞおちのあたりの高さかにあたります。
大腰筋はそこから骨盤の中を通って太ももの内側についています。
この大腰筋がしっかり働くことで骨盤が安定し、太ももをしっかりと持ち上げて歩けるようになります。
そこで足のつけ根は股関節ではなく、みぞおちにあると意識してみましょう。
あくまで意識することが大切です。ちょうどおなか辺りから足が生えているようなイメージですね。
そしてそのイメージを持ったまま歩いてみましょう。どうでしょうか?
自然と背筋が伸びて太ももがしっかりと持ち上がり、安定してしっかりと軽やかに歩けたのではないでしょうか?なぜなら、みぞおちのあたりに意識を置くことで腸腰筋を意識することができ、
骨盤が安定して太ももをしっかりと上げてあることができるからです。
ウォーキングを習慣にされている方は、みぞおち辺りに意識を置いて歩くことをお勧めします。
しっかりと軽やかに歩けるようになると思いますので、ぜひ試してみてくださいね!
因みに・・・
姿勢のゆがみは重心バランスを崩して、歩行に悪い影響を与えます。
ポカラ整骨院ではそういった姿勢に対する疑問などにも対応させていただきます
それでは今日はこの辺で♪
以上、京橋で肩こり、腰痛など、トータルケアできるポカラ整骨院でした