老化の原因は代謝低下
代謝が低下すると、栄養を効率よく消化吸収したりエネルギーを消費したり、内臓や筋肉、皮膚や血液、ホルモンを産生したり、古くなった細胞を新しく生まれ変え荒瀬たりする働きが低下します。結果的に体力は低下し、動悸や息切れを起こしたり、肌や髪の毛に悪い影響を及ぼしたりします。そうです、老化です。延いてはそれが原因で、脳卒中や心疾患、がんや認知症、糖尿病と生活習慣病のリスクが高まります。裏を返せば代謝低下を招く生活習慣、とりわけ食習慣を見直すことが、若さを保つことにつながります。
老けないための5つのポイント
身体に悪影響を及ぼす次の5つの要因を取り除くことが、代謝のいい若い身体を作ることになります。
① 「体の糖化」を防ぐ
血液中にあふれた糖が身体のたんぱく質と結合し変質することを糖化と言います。糖化が進行すると糖化最終生成物(AGEs)が生成されます。たんぱく質編成とAGEs蓄積は、たんぱく質を硬化して弾力低下・機能低下を引き起こします。また受容体活性化によって炎症がおきたり細胞が死がおきます。炭水化物と上手に付き合う必要があります。
② 「塩害」を防ぐ
体内の塩分が過剰になることでミネラルバランスが崩れ、代謝異常が起こります。塩分の取りすぎに要注意です。細胞のミネラルバランスを維持するためにやさいや果物をたくさん撮ることが大切です。
③ 身体を「温める」
代謝が低下することで身体が冷えます。状態化すると冷え性になります。鶏肉や青魚や卵など、良質なたんぱく質を摂取しましょう。
④ 「腸」を整える
免疫力を上げるには腸内環境を整えることが大切です。腸内環境が乱れ便秘になると悪玉菌が増殖して、免疫力が下がります。言わずと知れた乳酸菌。善玉菌をたくさん増やすために発酵食品を摂りましょう。
⑤ 「体内毒素」を消す
体内毒素とは体内で不要になった「老廃物」や環境ホルモンをはじめとした「有害化学物質」、魚介類に含まれる水銀やヒ素などの「有害ミネラル」、「食品添加物」など知らず知らずのうちに身体に溜まる毒素の事です。身体は、食事でとった糖質や脂肪に酸素を反応させてエネルギーを作ります。これを「酸化」と言いますが、この過程で身体に有害な「活性酸素」がうまれます。薬味として使われるニンニクやネギなどの薬味野菜、青野菜は毒と結合して外に排出してくれます。また、トマトやイワシなどは毒を無毒化してくれます。食物繊維も毒素を押し出す働きがあります。
基本は代謝を上げるための食生活と運動です。めんどうですよね?大変ですよね?残念ながら年には勝てません。であきらめますか?人生100年時代です。一生涯使える身体は努力なしには手に入りません!残念ながら。難しいかもしれませんが、生活習慣の中に取り入れることができれば、自然と若さを保つことができるようになります。できることからコツコツと、身体づくりの良い習慣を取り入れたいものです。
因みに・・・
猫背や姿勢の悪化は、柔軟性を低下させ代謝低下を引き起こす要因になります。
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